logo logo_atte 日記 随筆 何処
2025-04-30 14:16:58 JST
(2025-04-30) 大山撤退。快晴。山陰旅行、、、と言えば大山、、、でもないのだが、折角米子まで来たので大山登山。ホテルでの食事を終え、7:20分のバスに乗車。8時過ぎには登山口となる大山寺に着く。米子からなら6時に起きても1700mもある山への登山に間に合うのだから素晴らしい限り。市街を過ぎればバスは広葉樹の明るい森を進んでいく。山麓の森も若芽が吹いて鮮やかである。バス停からはどっしりとした大山の稜線をうかがうことが出来る。所々に残る雪が黒地の山容によく映える。初心者向けと言われる夏山登山道を進む。基本、木造の階段が整備されており、危ないところはない。ときどき振り返ると日本海まで見渡せるが、残念なことに春は霞の季節でもある。快晴ながら数キロも離れると白くぼんやりとしている。冬であれば中海はおろか隠岐島まで見えるだろう。 5合目を超えたあたりから木々も少なくなり、視界が開けてくる。山頂を望みながら歩く道は体調もよく最高である。、、、が、残念なことに残雪も増えてきて、6合目からは雪の壁。うーむ。これは登れませんな。たとえ登れたとしても下る自信がまったくない。最高の天気と景色なのだが仕方がない。撤退である。まぁ、また来ればいいや。結局、500mくらい登っただけの2時間のハイキング。名残惜しいが楽しみを次に残して置いたということにして、山麓の大山寺をしばし散策して帰りのバスに乗る。