2024-08-10 22:35:44 JST
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(2024-08-10) 榛名山。晴。 18切符で高崎まで2時間半。さらにバスで1時間半。 18切符があれば少々遠くても電車代は大丈夫。とにかく熱い夏、最低でも1000m越えから始めたいことから白羽の矢が立ったのが榛名山である。外輪山一周が12kmくらいだから余裕だろう。懸念は時間がないこと。公共のアクセスが悪く登山開始が10:00で、最遅でも16:40までに戻る必要がある。でも、まぁ、うん、余裕やろ。天神峠でバスを降りて反時計回りでの一周を目指す。いやぁ、涼しい。都会とは全然違う。最高気温で25度くらいであろうか。とは言え、それは木陰で涼んだり、平坦な道をゆっくり歩いている時の話。外輪山は上り下りの連続で無茶苦茶急なことからひたすら凄い汗である。氷室山、天目山を超えると一旦榛名湖まで下りてそこから榛名富士に登りかえし。精々が200mから300mなのだが繰り返しなので地味に辛い。そしてどの山も山頂からの景色がない。4座目の烏帽子山に着く頃にはTシャツは完全にびしょ濡れで20分おきくらいに裾を絞りながら歩くことになった。さぞかし汗臭く思われそうだが、これだけ大量の汗だともはや水である。無色無臭。ただ、この発汗はやはり体には堪える。最近暑くてなんちゃってイージー山登りしかしていなかったので体力も落ちているのだろう。7km程度でバテてしまう。外輪山一周ならず。いや、頑張れば出きたかもしれないが、あまりの汗に嫌気が差してしまい温泉を優先して途中で下山することにした。まぁ、また来ればいいや。ちなみに、登山道はハイキングコースとして整備されており危険箇所は皆無。普通であれば怖さを感じるヤセ尾根もあるのだが、両側に手すり付なので事故の起きようもない。登山道としてはつまらない部類で木々が密集しており展望も基本的に無い。広葉樹林の深い森なので秋であればいいかもしれない。榛名湖を中心としたこの山域はレイクサイドリゾートとして楽しむにはいいところだろう。湖水の透明度は高く湖岸の森は夏でも涼しい。湖面に映える榛名富士も奇麗だ。ただ、登山としてはあまり面白くない。ほとんどの山頂で展望がなく、夏は木の葉の密度が濃く太陽は遮蔽してくれるものの蒸し暑い。季節が変わればまた来てもいいかなとは思う。