logo logo_atte 日記 随筆 何処
2024-06-22 17:11:27 JST
(2024-06-22) ハンギョウ尾根。晴後曇。日原のバス運行が再開したらしい。意外と早く復旧が終わったようだ。と、言うわけで、早速奥多摩最奥の地へ。今日の目的はハンギョウ尾根。舗装路を日原鍾乳洞からさらに歩く。直ぐに燕岩。初めて見たけどドエラい崖ですな。名の通りツバメが多く飛んでいる。巣もたくさんあるのだろう。燕岩の洞門を超えると駐車場がありそのすぐ先が籠岩で立入禁止のカラーコーン。超えると今度は頭上にまで差し迫る岩。なんか怖い。小石でも落ちてきたら大怪我必至なので足早に通りすぎる。ヘルメット持ってきた方が良かったかな。二度目の立入禁止は柵になっていて大掛かり、車は通れないけど歩行者は脇を通り抜けられる。しかし、今日は100%完全に一人だなぁ。さすがに心細いが、深山の沢は一際清涼で素晴らしい風光である。砂利の林道を歩いているだけでも楽しいくらいにいいところだ。ほどなく3度目の立入禁止を見たところで登山口。思いのほか立派な入り口で安心する。ただ、登山詳細図では熟練者向けコースとあり、もちろん地理院地図には載っていない道なので、小まめに地図を確認する。出だしで少し迷ったものの尾根筋の道は比較的わかりやすく、こんなものかと思っていたのだが、1時間弱進んだところで完全に踏み跡を見失う。斜面もそれなりに急で斜面がもろくズルズルと滑りやすい。事故っても大事には至らないと思うが、孤立した山中、捻挫一つでもしてしまうと引き返すのも大変だ。一応尾根伝いに登ればいいはずなので、臆せず進めば何とかなりそうなのだが、一人では何かあった時に対応できないのと今日は早めに帰宅する必要があるため撤退。今度は複数人で来よう。さて、撤退を決めたもののまだ10時。小川谷林道を奥にさらに散策。4度目の立入禁止看板を超えたところで大規模な崩落現場が現れる。重機が何台か入ってるようなので、復旧作業は継続してるようだ。もう何年も立入禁止のようだが、いつかまた自由に歩けるようになってほしいものである。あー、でも、立入禁止の方が人が少なくっていいか。