logo logo_atte 日記 随筆 何処
2024-05-03 22:10:01 JST
(2024-05-03) 丹沢主稜縦走。快晴。食あたりからの下痢でGW前半は身動きできず。やっと回復したので前回の丹沢主脈縦走に続き今回は丹沢主脈縦走へ。 3時起き5時始発、登山口8時半。とにかく遠いのが西丹沢。 GWなので臨時バスが出ていたものの、立っての1時間強となる。登山前に疲れる。アクセスが大変な西丹沢。臨時バスが出たとしても山域の広さに対してハイカーの数はしれている。瑞々しい森が広がるが秘境ゆえ人が少ない。この一点だけでも西丹沢は優れている。ビジターセンターを出発してゴーラ沢出会までは沢沿いのゆるいトラバース。ウォーミングアップ感覚で進んでいく。ゴーラ沢出会で休憩したあとは800mの急な登り。先は長いのでゆっくり目に足を温存しながら歩く。快晴で空もきれいだ。先日まで雨だったので空気の汚れも落ちたようだ。青に緑に世界がカラフル。一座目檜洞丸は11時に出発。ここから蛭ヶ岳までは訪れる人も極端に少ない丹沢の最奥部。紀伊半島の大峯に似通った原生林を抜ける登山道になる。やはり、いいなぁ。丹沢では一番好きなエリアなのだが、なにせ遠すぎるので偶にしか来れない。そして、とにかくしんどい。檜洞丸からは容赦の無い急降下で、小さなアップダウンを繰り返した末に最後は蛭ヶ岳への300mの登り返し。しかも、クサリが連続する急登となれば息絶え絶えで死にそうである。13時過ぎに蛭ヶ岳到着。やはり人は少ない。本来真っ当な時間に下山しようと思えば12時くらいには下山する必要がある。ただ、これは逆に好都合だ。蛭ヶ岳からは人気のコースになるのでGWであることと合わせると超満員だったはずである。これはむしろのんびり歩いて絶景の丹沢を楽しもう。人が少なくて大変によろしい。ポカポカ陽気で穏やかな風が吹く午後の稜線は、地の果てを行くが如くの風景と合わせて格別だ。檜洞丸からは点のように見えていた塔ノ岳の尊仏山荘に15時半。さすがに遅いからね。こんなに空いた塔ノ岳は久しぶりだ。消化試合をこなして17時過ぎに大倉着。いやはや、疲れましたわ。しかし、丹沢主要部は遅めの時間の方が人が少なくていいですな。