logo logo_atte 日記 随筆 何処
2023-09-17 18:13:08 JST
(2023-09-17) 川苔山。曇。ここいらで奥多摩の方に行っておこうかと思い、奥多摩の初級、川苔山へ。 4:59の電車に乗り、3度の乗り換えの末、奥多摩駅に7:17着。京王沿線から奥多摩は鬼門ですな。遠すぎる。そして奥多摩駅では溢れんばかりのハイカー。秋と言うには暑過ぎるけど、早くも山は行楽のシーズンを迎えているようだ。川乗橋行き臨時バスが出て行たが、乗り切れない人多数。まぁ、通常便もあるから行けないことはないと思うけど、座れないのは約束されてますな。川乗橋はさほど遠くないのがまだしも救われる。バス停からしばらくは林道歩き。谷筋は冷気が漂い思いの外涼しい。どんどん進む。ハイカー多数ではあるが、歩速の違いでばらけるので、30分もすると一人になる。静かでよろしい。林道が終わると百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)までは、何度も川を渡る深い谷を巡るコースとなる。木橋は高い所でも5mくらいなのでなんともないが、遥か谷底を見下ろす崖の上の道は高度感があり少々怖いものがある。 1時間ほどで滝到着。この滝は結構大きくて見応えがある。冬期には凍結することで有名。数年前の夏にも一度来たことがあるのだが、一昨日の雨で水量が増えたのか迫力が増したように感じる。ここから山頂までは断続的な急登。しかも岩壁のトラバースが多く濡れて滑りやすいので気を抜けない、、、と思っていたのだが、いつの間にか新しい鎖が設置されていた。いや、安心ですな。恐怖感はゼロになりました。しかし、尾根は暑い。都会に比べれば気温は低いと思うのだが、やはり本格的な上りになると汗が吹き出す。山頂につく頃には、ズボンまでビショビショ。タオルもTシャツもしぼれそうだ。って言うよりタオルは実際に何度か絞ったよ。汗100%の絞り汁。我がことながら、汗を絞った手でおにぎりを食べるのが嫌で、飲用のお茶で手を洗ってしまった。山頂は雲の中で展望は開けず。10分ほどで退散。当初は古里駅まで歩こうと考えていたのだが、天気も優れないので最短コースの鳩ノ巣駅に変更。下山してすぐに神社があり、手水に水道が設置されていたので、顔を洗い諸肌を脱いで汗を拭う。濡らしたタオルが超絶気持ちいい。なんか、不敬な気もするけど日本の神様は裸踊りを見て笑いあうくらいに大らかなのだ。ベタベタの服で電車に乗る方が迷惑なので許してほしい。本日、最高気温は32度。まだまだ夏ですなぁ。