2023-04-10 13:26:55 JST
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(2023-04-02) 三原山。5時起床。日没で寝て、日の出で起きる生活。島には南北2つの山があるのでまずは南から。キャンプ場始発のバス(一日七便しかない)が8時前なので、朝から袋ラーメンで腹を満たして、その後海岸を散歩したりして時間を過ごすがそれでも余る。まぁ、常日頃と時間の流れが違いますな。バスを保健所前で降りて、火力発電所脇から始まる林道が登山道へのアプローチ。林道からして植生が亜熱帯。木々の密度と緑の濃さが半端ない。島には大型の野生動物がいないから安心だけど、ジェラ期を思わせる森林の深さは恐竜でも出るんじゃないかと思わせられる。登山道はよく整備されていて尾根筋も幅広で危ないところはない。風は強いものの気軽なハイキングである。、、、が、外輪山の内側は実際には崖なので、そちら側が見えていたら怖いだろうなぁ。道は外輪山の少し外側についているので助かる。三原山山頂は外輪山の最高峰。見下ろす巨大なカルデラは密林に覆われていた。三原山から下山路に選んだコースは高原上になっており山頂付近まで伸びている舗装路をダラダラと歩く楽な道。途中、観光名所らしい唐滝に立ち寄る。落差30mはあるかと思われる迫力ある滝であった。そして滝壺にはなぜか大量のアカハライモリが生息していた。見るからに毒がありそうな禍々しい赤い腹である。ちなみにどんくさいので簡単に捕まえられる。有毒で食べられる心配がないから逃げる必要もないんだろう。のんびり歩いて5時間で下山。伊豆諸島は火山島。温泉で汗を流してからお家(テント)に帰る。