logo logo_atte 日記 随筆 何処
2022-11-19 22:37:42 JST
(2022-11-19) 瑞牆山。快晴。同行は三鷹のA氏。木曜にLINE「瑞牆山どうですか?」二つ返事で「行きます。」数年前から登りたいと思っていたのだが、日帰りで行くには何分遠すぎて敬遠していた。一人では少々億劫でも、誘ってくれたとあれば是非とも行かねばならない。 3時半起床。5時半の列車に乗って10時半に登山口。移動だけで片道5時間、交通費は5千円。往復では10時間、1万円である。 A氏曰く、「断られると思って、他の山に行こうと考えていました。えっ?ホントに行くの?」だってさ。 10時半と遅い登山開始となったが、これで始発のバスなのだから仕方がない。天気は快晴。寒さを心配していたが、ほぼ無風と言って良い状況で最高の登山日和である。気温は10度以下であろうが、風がなくポカポカ陽気であるから汗ばむくらいである。人気の山とあってバスは超満員。駐車場もほぼ満車のようだ。バスに1時間半も乗るだけあって登山口で標高は1500m。比高は700mほどなので楽なものである。麓から見る瑞牆山はゴツゴツした岩峰が林立するいかにも険しそうな山。ガイドブックやホームページなんかでも軒並み中級以上に分類されている山であるが、実際には危ないところはほぼ皆無。小学生からお年寄りまで道中は様々な年齢層のハイカーで賑わっていた。とはいえ、急な岩山であることは間違いないので、転倒などには注意する必要があるだろう。足元に注意さえしていれば、良い感じにアスレチックな山登りを楽しめるコースである。乾徳山も楽しい岩山であるが、瑞牆山も負けず劣らずである。山頂からの景色はこちらの方が僅かながら勝っているように思えるので上位互換と言っていいだろう。八ヶ岳が目の前に広がり、南から中央、北まで全てのアルプスを眺めることができる。東には奥秩父の山塊が広がり、南東には富士山である。絶景と言って申し分ない。当初は金峰山にまで足を伸ばす計画だったのだが、瑞牆山単独でも素晴らしく、立ち去りがたくもあり山頂でのんびりすることにする。金峰山はまた来年。山頂で1時間近く休憩したものの14時半には下山。折悪しくバスは1時間待ち。これから帰るのにまた5時間。やっぱ、遠すぎますわ。