2022-09-25 19:46:19 JST
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(2022-09-25) 丹沢表尾根。曇。先週に引き続きまたも週末の三連休は台風。恨めしい限り。錆びて黒く変色したようなシルバーウィークである。最終日の日曜にしてやっと晴予報。いざ丹沢、表尾根の定番、ヤビツ峠へ。いつもは登山口まで林道を歩いて行くのだが、今日は岳ノ台経由で行くことにする。こちらは林道歩きは無しでいきなり山道となる。存在は知っていたのだがなんとなくみんな林道を歩くので私もいつも林道を経由していた。まぁ、あれだ。人気のないコースというのはそれなりの理由があるのだろう。岳ノ台ハイキングコースなんて名前がついているが、人通りは少ない。超満員で乗り切れない(臨時便は出たのかな?)ほどのバスであったが、本日このコースは私一人だけのようだ。足跡、、、は無いことはないが、鹿の足跡である。昨日の雨のためか結構ぬかるんでいていかにもヒルがいそうである。足元に気をつけて歩くが、所々、ヤブがあったり下草が多かったりでヒルを完全に避けるのは難しそうだ。ハイキングコースは名ばかりで展望はない。しかも杉の植林。途中、ちょっとしたピークの岳ノ台には展望台があったが北方面しか見えず雲も多い。大したことないですな。こんなエリア、林道を歩いてさっさと抜けたほうがやはり正解です。一旦下って菩提峠。ここには桟敷、、ならぬパラグライダーかな、、滑走台があった。滑走台に座り、靴を脱いでヒルを調べる。いました二匹。右足のは靴下の網目になんとか頭をねじ込んで吸い付こうとしていたようだ。左足のは靴の甲の隙間に潜んでました。つまんでポイ、、、くらいじゃ離れないので、デコピンで弾く。ここからはいつもの表尾根にもつながるのだが、折角なので引き続き一つ南側の尾根で登ることにする。特に特徴もない植林の道。つまらない。途中、日本武尊足跡がある。関東の山では至るところで出会うヤマトタケル伝説。丹沢だろうが奥多摩だろうが武蔵丘陵だろうがどこにでもある。まぁ、実在すら怪しい英雄だけど、これらが事実だとしたら、タケルって戦略もへったくれもなく関東の山歩きをしてただけじゃないかと思ってしまう。急な尾根を登り終えると二ノ塔。再び靴を脱いでチェック。ヒル一疋、デコピンで駆除。ここからは正規の表尾根なのでハイカー多数。何度も通った道なので特に書くこともなし。マウンテンバイクを担いで表尾根縦走してる兄ちゃんがいてそれだけは驚いた。表尾根は結構険しいんで滑走するが場所ないよ!