logo logo_atte 日記 随筆 何処
2022-01-08 22:09:06 JST
(2022-01-08) 塔ノ岳。曇時々晴。同行は三鷹のA氏。 2022年、始まりの山はやはり丹沢、塔ノ岳。雪に期待が膨らむ。一昨日は東京でも5cmの積雪。さぞかしいい感じの雪山になっているはずだ。 A氏はこの所2500mを超える本格的な冬山を志向しているようだが、流石に私には無理。 12月に入ってからは寒くて布団から出れない日々のため近場の1000m前後の山が多かったのだが、少し気合を入れて塔ノ岳1500mで折り合う。平地より10度は寒いから、本音はちょっとやだなぁって思っていた。さて、普段ならヤビツ峠までのバスも降雪があれば麓の蓑毛までしか走らないため標高300mからスタート。うん?思っていたより雪が少ない。東京より少ない。南の方では余り降らなかったのかしらん。雪もなく登りやすい登山道。A氏とはなんだかんだで二ヶ月ぶりくらいなので話も弾む。一時間弱でヤビツ峠に到着。標高は700mでこの辺まで来るとやっと雪が多くなってくる。シャリシャリと雪を踏む感覚が気持ちいい。林間は風もないため思っていたほどは寒くない。ただし、表尾根には何箇所か風の通り道と言える場所があってそこは、、、、寒い。天気はほどほど。朝、電車からは綺麗な富士が見えていたが、基本曇天で時折陽が差すという感じであった。表尾根全体としては雪道が楽しめるが、南斜面は融けているのでもう少し積もっていたほうがより良かったかな。二月に向けてさらなる降雪を期待する。塔ノ岳到着は12時半、そして強風。まぁ、山頂は十中八九風なので致し方ない。気温はゼロ度を少し下回るくらい。風に煽られて耳が千切れそうになる。慌てて耳あてを装着。あと、手袋も。折角だからユーシン渓谷を広く見渡そうということで、丹沢山との中間地点である日高(ひっだか)まで足を伸ばす。ただし、こちらの尾根も強風。渓谷から吹き上げる冷たい風が頬を殴りつけてくる。痛いよ。たまらず退散。下山の大倉尾根はいつもの消化試合。雪もほぼない。恒例の花立小屋で温かい麺を食べる。この瞬間はいつも幸福だ。 16時に下山。渋沢駅前で新年会?をやってから帰宅。