logo logo_atte 日記 随筆 何処
2021-09-23 21:50:19 JST
(2021-09-23) 鍋割山から塔ノ岳。晴天。家でやりたいことがある。しかし、いい天気とあれば家にいるのは惜しい。仕方がない4時起床だ。午前中に山登り。午後は家で趣味のプログラミングだ。さて、行き先だが本日は鍋割山にする。大倉なら6時台にバスがあるし、鍋割山はしばらくぶりだ。登山口まで1時間ばかりの長い林道歩きが続くが、まぁ、良いウォーミングアップである。 9月の大倉尾根は人混みだが、一本谷を挟んだこちらは静かなもの。広葉樹林が広がる森を見上げれば、晴天の陽光を受けて緑の葉がさざ波を打っている。いいなぁ、天高い秋。一番いい季節が始まった。本日、東京は暑かったようだけど山は涼しいものである。とはいえ、それは止まって休憩すればの話で、急坂が延々と続くので道中は汗だくである。何回か通った道なのだがいつもは下りに利用するため登るのは今回が初めて。林道歩きが長いだけに後半一気に高度を上げることになるのは結構ハードである。さて、山頂の鍋割山荘は鍋焼きうどんが超有名で非常に美味しいのだが、到着が9時半。山荘開店前。残念。晴天で雲ひとつない山頂からは相模湾が見渡せる。伊豆大島の方も見えると思うが、少し水蒸気が出ており靄がかかっている。富士も大変近くて迫力なのだが、先週の台風一過後の澄んだ檜洞丸からの風景に比べれば一段落ちるだろうか。帰りは定番の大倉尾根まで稜線伝いに歩く。この道は北を向けば盟主蛭ヶ岳と副将檜洞丸を結ぶ丹沢主稜が見え、南を向けば江ノ島から伊豆半島まで相模湾が見渡せるちょっと贅沢な道である。金冷やし(大倉尾根との分岐)まで来れば塔ノ岳もすぐなのでついでに立ち寄る。山頂のハイカーは100人くらいだろうか。少なくはないがこの季節にしては控えめな人数である。まだ、11時にもなっていないし、体力的にはまだまだ歩けるが、今日はここまで。下山は消化試合。12時過ぎには大倉バス停へ。さて、家に返ってシャワーを浴びれば休日第二ラウンドである。