logo logo_atte 日記 随筆 何処
2021-06-26 22:04:55 JST
(2021-06-26) 菰釣山、甲相国境尾根。曇。以前からやってみようと思っていた丹沢から山中湖へと抜ける甲相国境尾根コースである。同行は三ノ輪のA氏から引越しした三鷹のA氏。結構なロングコースであるがA氏がいれば安心である。大滝橋バス停を出発してまずは800mの高度上昇。緩やかな谷筋コースなのでそれほどしんどいわけではない。川沿いは常に湿度が高いのか、広葉の緑に路も苔に覆われて緑と視界全てがグリーンワールドである。二時間弱でモロクボ沢ノ頭、標準コースタイムの半分。まぁ、このくらいでないと山中湖まではいけない。ここからの甲相国境尾根が本日のメインデッシュ。天気は曇りであるがピーカンで暑すぎるよりは良いと思う。途中、霧に巻かれての天然ミスト。涼しいのはいいのだが景色は全く見えない。まぁ、そもそも樹林に覆われたコースなので晴れていたとしても展望はしれているだろう。路は悪くないがヤセ尾根が多く、冬であればそれなりに危険かもしれない。全体的に険しくはないのだが地味にアップダウンの連続なので体力は少しづつ削られる、道のりが長いだけに後半はそれなりに辛い。中間地点の菰釣山が本日の最高峰、1379m。ここまでくれば富士山も間近だからね。雄大な富士が眼の前に、、、は見えない。まぁ、曇りである。梅雨の晴れ間だ。雨が振らなかっただけで良しとする。贅沢は言えない。気分はもう消化試合。富士岬平まで歩いてやっと山中湖が見えた。富士は裾野の裾しか見えないが仕方がない。神奈川から山梨まで歩けたことだけで満足だ。温泉を目指す。汗だくでシャツもパンツもびしょ濡れだ。15時前に石割りの湯に到着。距離は20キロ。思っていたよりは楽であった。のんびり湯に浸かって、高速バスで新宿へ。これほんとにもう小旅行だよ。富士五湖まで歩いて行って全く観光せずに帰る。実に男らしい小旅行である。