logo logo_atte 日記 随筆 何処
2021-02-27 19:45:37 JST
二週間ぶりに山へ。六甲最高峰往復。目標は毎週だけど、冬はなかなか億劫だったりして行けない。山行なんて遊びのはずなんだけど、私の場合遊びのほうがよっぽどしんどい。旅にしろ山にしろ、常に決断が求められるし体力的にもクタクタになる。仕事で辛かったことなんてたった二回しかない。まぁ、仕事なんて真剣にしてないとも言えるけど、遊びの方が何倍もしんどい生活である。登り始めてわかる、今日は体調がすこぶる良い。よし、いっちょ最高峰まで行ってみよう。東おたふく山に寄り道して、いつものちょっと危ないハードコースで最高峰へ。登山道には霜が降りており、強風とあいまってかなり肌寒い。昨日、大阪では雨だったが、山では雪だったようだ。頂上部では風が吹くたびに樹上の雪氷が落ちてくる。山頂に近づくにつれサイレンの音が聞こえる。消防に救急車にパトカーが大集合、空にはヘリも飛んでいる。聞けば、捻挫で動けなくなった人が救助要請を出したらしい。ヘリは紅葉谷の方を周回している。地上部隊も10人位の消防隊員が救助に向かっていた。おそらく、七曲滝か百聞滝かのベテランコースに入り込んで挫いちゃったのかな。結構雪が積もっている。今日は寒いからか休日の昼時にもかかわらず最高峰に人影はまばらである。魚屋道で引き返すもなんだかあんまり疲れていない。荒地山に登ることにする。下山途中の展望のいい岩の上で休憩しながら地図を確認すると、親父殿が荒地山南麓のブラックフェース(巨岩)近くにいるようだ。折角だからと下山路をそっち方面へと取るが、私のほうが一足早かったようだ。会うことはなかった。風吹岩に登り返して見頃の保久良神社梅林を見学してから帰路につく。