2020-10-13 18:40:11 JST
20201013T094011Z
(2020-10-13) 金剛、葛城、二上山。曇。体力の試金石。このコースが完走できると衰えていないと言える。あまりの夏の暑さに運動不足であったが、先々週、六甲縦走が出来るまでに回復したので、今回は金剛、次は和泉山地である。修行向き三コースである。紀見峠を発して、金剛までの12kmは比較的楽なもの。ここからの葛城山、岩橋山、二上山の登り返しがとにかくキツイ。二上山などせいぜい500mのお手軽ハイキングとしての山なのだが、 30km近く歩いた後では200mの坂が、果てしなく思えてくる。「もう、やめてぇー。」20m登るのでさえ息絶え絶えなのに、、、。「終わらない上り坂はない。」私が辛い上りで自分に言い聞かせてきたセリフである。どんなに辛い上り坂でも必ず終わりがある。そして登りきったならば素晴らしい展望が開けるものだ。それは、人生も同じだ。、、、と今まではそう考えてきた。でも、登りきれば次は下りで、下ってしまえばまた登らなければならない。上って下っての繰り返し。結局、上り坂に(下り坂にも)終わりはないのである。「人の一生は重荷を負ひて遠き道をゆくが如し」なのだ。人様には「お前の荷物は軽い!」と怒られそうですけど。