logo logo_atte 日記 随筆 何処
2020-07-22 16:54:55 JST
(2020-07-21) 北海道ロカビリー道中14日目。五座目、西別岳。六座目、摩周岳。本日の午後から北海道全域でしばらく天気が崩れる模様。勝負の午前中に摩周岳を登ることにする。摩周湖第一展望台が登山口。外輪山を巡る登山道はよく整備されていて、広い北海道を満喫出来る最高のハイキングコースでもある。見渡す限りの平原、振り返れば阿寒の山々、緑のアーチに涼しい風が吹き抜ける。摩周岳と西別岳の分岐点から独り西別岳を往復して、直接摩周岳に向かったSSCCを追いかけることにする。摩周岳には以前登っているが、西別岳は未踏であり、 SSCCのスピードであれば十分に追いつけるとの読みである。あまり有名ではない西別岳であるがこちらも素晴らしい山であった。羊蹄山を望むならニセコアンヌプリがいいように、摩周を望むと言う意味でなら西別岳の方が優れている。西別岳の先の道も笹原が広がり樹木はなく、眺望の良い尾根歩きが楽しめそうなのでいつかは再訪したいものである。急ぎ引き返して摩周岳山頂にてSSCCと落ち合う。 SSCCは30分前にはついていたそうだ。摩周岳は切り立った崖なだけあり、四方遮るものなく、北海道の広さと美しさ堪能できる。また、最鋭角で最青の摩周湖を見下ろすならここしかない。水の青さに空の青さを重ねる摩周ブルーは、摩周岳からの眺めで極まると言っていいだろう。花咲く登山道をノンビリ下山すれば14時過ぎ。摩周温泉につかってキャンプ場に戻る。