2019-03-14 23:07:13 JST
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(2019-03-13) 宿で朝食を取り、出かるまえにフロントにいた日本人らしき青年と話す。大学を卒業してミャンマーで配送システムのビジネスを起ち上げ中だそうな。こちらに来て思うのだが、若い人間はみんな優秀だなぁ。私なんかよりよっぽど英語ができるし、敬語と言うか話し方もしっかりしていて、考え方も合理的だ。日本の最近の若い人間ってあんまり元気がないのかなと思っていたけど、そんなことは全然なくて、優秀な人間はいち早く海外に目を向けているのだろうか?会社でも出来る人から辞めていくことが多いことを考えると、優秀な人間は(若い間の)給料の安い国内に見切りをつけているのかもしれない。昔みたいに年功序列で我慢して長年勤めていれば高給が約束されるご時世でないのは事実である。ただ、前日のボブは「大人が夢を見せてくれないから、俺達だけで夢を実現してやる」と自信家であるのに対し、今日の彼は「ミャンマーは難しい。フロンティアと言えば聞こえはいいが、要は辺境な訳で、辺境には辺境なりの人と仕事しかない」と非常に冷静である。さて、午前の涼しい間に昨日入れなかったシュエダゴン・パゴダに行く。期待していなかった割にはそれなりに良かった。ミャンマー人の信仰心と言うか信仰のスタイルが観察できる。遺跡自体はどうかな、正直すごいとも思えない。日本でも世界遺産(特に文化遺産)で価値があると思えるのは法隆寺くらい。かろうじて次点の姫路城までが見に行くに足る建造物だろうか。さて、夜行バスでバガンに向かう。世界三大仏教遺跡の一つである。そうそう、バスのチケットはボラれていなかったようだ。同乗していた方に聞く限り15ドルだったらしいので、どちらかと言えば少々安く買えていたようだ。