2018-11-03 23:57:03 JST
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(2018-11-03) 東日原バス停=>稲村尾根=>鷹ノ巣山=>日陰名栗山=>高丸山=>七ツ石山=>雲取山=>三条の湯=>後山林道=>お祭りバス停。予報では午前晴れ午後曇り。午前中の勝負になるので3時起き。前回、雨で何も見えなかった奥多摩の鷹ノ巣山を選択する。バス停で降りたのは10人前後。7時過ぎに出発。集落から見える稲村岩の存在感が抜群だ。朝日を受けた稲村尾根はそれなりに綺麗だった。ただ先週の前飛竜からサオラ峠までが素晴らしすぎたので感動は少し霞む。紅葉の見頃は1000m上と言ったところ、1500mではもう終わっている。写真を取りながらノンビリ登ったので頂上に着いたのは9時半。残念ながら山では9時前には曇りになってしまったため、好展望とはいかず。分厚い雲が天を覆い、雲取山や飛竜山は雲の向うで見えない。石尾根を西進し七ッ石山を次の目的とする。鷹ノ巣山から七ツ石山までの4つの峰は全て1700m台。登って降りての繰り返しだが次の山がすぐ目の前に見えているので達成感がある。視界も開けているので気分も高揚する。これで青空が広がっていたらなぁ。 11時頃、弟から電話。「もしもし、近くまで来てるんやけど昼飯一緒に食べへん?」「いいねぇ。今奥多摩の山奥で標高1700mやけど。」「ムリ。」そりゃそうだ。七ツ石山の手前でマウンテンバイクと出会う。やるなぁ。自電車を押して鴨沢から登ってきたらしい。普通に歩いて登山するより何倍もキツイしキケンなはずだ。さすがに奥多摩のこんな山奥でダウンヒルしようとする人がいるとは思わなかった。世の中色んなスゴイ人がいて勇気を貰うこと然りだ。 11時半に七ッ石山着。曇りだし下山しようと思っていたのだが、10km程度では全然物足りない。展望は期待できないものの、おまけで雲取山にも行ってしまうことにする。雲取山山頂で懐かしい顔に出会う。昨年丹沢でタクシーをシェアした人である。関東3000万以上の人がいてこんなことがあるんだなぁ。いやぁ、奇遇だねぇということで記念撮影。さて、下山であるが鴨沢方面は人が多くて行きたくない。よって、三条の湯経由でお祭りに向かう。途中三条ダルミで休憩していると飛竜山方面からトレイルランナーが現れる。先週誰にも出会わなかった道から来たことに驚き、「丹波バス停からですか?」と聞くと、「鴨沢からです。」との答え。ええっ、これから鴨沢に行くんでしょ。どういうこと?反対方向じゃない。なんと、鴨沢7時発で飛竜山まで往復らしい。その復路とのことである。普通は雲取山往復(25km)が日帰り出来れば健脚レベルですよ。フルマラソン距離を山ん中で達成してしまうトレイルランナー恐るべし。さて、三条の湯への道は人が少なく、落ち着いた紅葉谷で想像以上に良かった。やはり雲取山よりも奥(西)がよい。深山幽谷という言葉が似合う風情だ。最後、バスの時間がギリギリだったため林道をジョギング。 30km、8時間半。私にはこの辺が限界ですわ。これでも早い方だと思うんだけどなぁ。世にはすごい人が多すぎる。本日山行の写真はこちら。