2018-06-27 21:53:23 CST
20180627T135323Z
7時起床。大仏は既に見ているのだが、他に見どころがないので、とりあえず大仏地区を散策。拝観料は1500円。大仏は無視。中国の観光地(特に世界遺産)は俗化しすぎてもはや見苦しい。周辺の古い町並みや河岸の風景の方がよほど趣がある。昼前にビザを取得。ビザセンターで世界一周中の若者に出会う。 25才男。いいねぇ、見るからに旅行者といった風貌。すでに日本を出てから1年半が過ぎているらしい。足掛け3年の世界旅行だそうです。「今の旅行者は、女性のほうが多いの?」と聞いたら、「一緒くらいですかねぇ。僅かに男のほうが多いかな。」と言うことでした。ストイックな旅でテントと寝袋を担いでいたのには頭が下がる。もう、私には流石にマネできない。やっぱり、お昼をごちそうする。彼の話はとても面白い。午後は一旦成都に戻る。ホテル近くの四川大学とその周辺を散策。変貌を遂げる成都の中で時間が止まったかのようだ。昔の中国もまだまだ残っていました。そらまぁ、5年や6年で全く入れ替わってしまうことはないわなぁ。さてさて、成都には日本人が多い。夕食は4名で宴会となった。ビールが1瓶120円。散々飲み食いして全額でも2000円。一人だと高いが複数での飲食であればむしろ安いね。昨日今日と出会った方達が四川アムド地方(東チベット)の風景が綺麗と言っていたので、チベットエリアに寄り道することにする。鳥葬が間近で見れるらしい。これは行かねばなるまい。そもそも私が旅をするようになったきっかけは、川喜田二郎の「鳥葬の国」を読んだからだ。